Keiko N. 妊婦エッセイ

ハーフ制作の甘い罠
何故か、日本では一般的に「ハーフはかわいい」説が想像以上の信ぴょう性を持ってまかり通っているらしい。
が、それは嘘だ。私は知っている。出もの腫れものところ嫌わず。
目に付きやすいマスメディアに進出しているハーフ軍団は「たまたま運良く容姿が整っていた」からそこに出ているだけで、そうでないハーフも沢山いるのだ。
だいたい、ハーフなんてのは、何が産まれるかわからんのだ。日本人同士の両親ならば話題は性別と将来の身長、趣味特技方向性で十分だが、なんせ国際結婚カップルは人種が違う。つまり「同じ人間」同士じゃないんだよね。これが。
うちのように容姿がとっぱずれている同士が掛け合わさってしまった日には「セントバーナードとチワワがかかってしまった」状態と近からずも遠からず。はっと気が付けば身長150センチの母から4100グラムもある巨大児が出てきてしまったりするわけだ。容姿なんて問題はその次の次とも言える。
私のダンナの人種は「産まれた時と将来」で色味が変わるのなんて当たり前らしい。髪や目の色がころころ変わる。そんなバカな。まあ、だいたいこんな相場だろうと踏んでいても、色んな色の組み合わせの髪や目の親類がぞろっといたりすると「ととかるちょ」モードに近い。
先日、つわりで死にそうな中、超音波で対面してしまった次なる我が子はヘラヘラと画面に向かって「手をふっていた」・・・。親を馬鹿にしてんな・・・。おそるべし、雑種のパワーである。